僕が開業に至るまでのちょっとしたプロフィールです。

 

19歳の時に、広島のとある整骨院に入社しました。

 

この時はまだ免許もなかったので、簡単なお手伝いやビラ配りなどをしていました。

当時、同期のみんなは免許があって、バリバリ働いていたのに、免許がない僕は何も出来なくて悔しくて必死に勉強しました。

 

この時期は正直、泣くほど辛かったですね。

 

毎日、院長に怒られて

 

毎朝、お腹が痛くなり

 

 

正直、沖縄から出てきたばかりで右も左もわからないような状態でしたので

 

目の前は真っ暗でしたね(笑)

 

でも

 

この広島の整骨院で素晴らしい院長先生に出会い、僕は志事の本質を学ばせて頂きました。

 

ちなみに僕は、その院長先生からの教えもあり、普段取り組んでいることがこれから先の夢や目標に向かっての大切なプロセスだと捉えるようになり、働くことを仕事ではなくこころざすこと”と書いて志事(しごと)と言っています。

 

広島での経験は僕の治療家としての考え方、人としての考え方、社会に対する考え方に大きく影響を与えてくれました。

 

その経験と感謝を胸に1年後、福岡へ旅立ち柔道整復師の専門学校に入学しました。

 

夕方ギリギリの時間まで整骨院に勤務して、終わったらすぐに学校に通うという生活を送ること3年間。

20代前半にしては顔が疲れ切っていますね(笑)

 

この時は本当にお金が無く、バス代すらなくて、気合と根性で歩いて山も越えて帰っていました。

雑草魂を鍛えられた期間でした()

 

それから無事に柔道整復師の免許を取得し、学校付属の整骨院に勤務することになり、そこでスポーツトレーナーの経験を積ませて頂きました。

この期間も休みなく志事をしましたが、今思えば凄く楽しく志事をさせて頂きました。

 

そんなある日、ふと広島の院長先生から言われた言葉を思い出しました。

 

『開業する前に、とにかく患者さんが多い所で働いてみろ』

 

その頃、たまたま僕の同級生が全国でも有名な整骨院に勤務していたので、広島の院長先生の言葉に背中を押され、勇気を出して同級生に連絡を取りました。

 

事情を説明し、なんとかお願いした結果、ついにその整骨院に立たせて頂く事になりました。

 

しかし、そこでの日々はとにかく尋常じゃない忙しさで、患者さんが次から次へと押し寄せてきて受付終了時間が過ぎても何十人と待っている患者さんたち一人一人に全力で治療に入るという今までにないハードな整骨院でした。

毎日、本当に鍛えられました。

周りの先生方と協力しながらたくさん色んなことにチャレンジしたり勉強会に参加したり、そうしてどんどん成長を重ねて、最終的には院長として現場に立ち、様々な経験をさせてもらいました。

 

単身沖縄を飛び出して11年。

 

止まることなく磨き続け、積み重ねたこの経験を活かして

 

出逢って下さった方、これから出逢う方、関わって下さるすべての皆様へ感謝と敬意をこめて

 

その大切なお体を全力でサポートするべく、この度、開業致しました。

 

これからも末永く、どうぞ宜しくお願い致します。

 

すながわ柔道整復院の経営理念

技術、知識、人間力の三方を磨き続け、勤勉を怠らず、柔道整復師という志事に感謝と誇りを持ちながら社会貢献を一番の目的とし、目の前の人、更に日本、世界へと健康と元氣を広げていくこと。

すながわ柔道整復院 院長 砂川達耶